腸チフスと感染予防

腸チフスはサルモネラ属菌により起こります。インドはもちろん南アジア、アフリカ全土では一般的な疾患です。汚染された食べ物や水の摂取が主な原因で、不衛生な飲食物の取り扱いが腸チフスの蔓延を引き起こします。腸チフスはすでにサルモネラ属菌に感染している人からもうつる可能性があります。

◎代表的な症状
高熱(38.5度以上)
頭痛
腹痛
便秘や下痢
湿疹
まれに咳を伴う
*腸チフスの症状はインフルエンザに一見酷似しています。

◎予防策
1きちんと加熱されたもの、温かいものを摂取する
2ビュッフェはなるべく避け、ビュッフェ飲食時は回転の速いものから取る
3生野菜や果物は清潔に洗浄されたもの、皮をむいたものを摂取する
4水は浄水器もしくはペットボトル入りを飲水に使用する。
5 手指衛生を行う
6予防接種を実施する

早期発見、早期治療のためにも、下痢や便秘を伴う発熱がある時は早めに医師の診断を受けましょう🏥 処方された抗生剤は医師の指示通り必ず期間内服用しましょう!
療養中は消化に優しいおかゆやマッシュポテトに加え、オメガ3など良質な脂肪🥜、大豆製品や卵など良質なたんぱく質🍳、バナナ、パパイヤ、リンゴ等のミネラル、ビタミン類🍌🍎が摂取できると、腸チフスの時に壊れた細胞の早期修復や免疫の補助をしてくれます。特に腸チフスは倦怠感が強いためエネルギー摂取は必須です⚠
インドでは牛乳をターメリックで煮だしたターメリックミルクも、免疫を強化して腸チフスに打ち勝つためによく好まれます。
きちんとした予防で腸チフスにかからないようにしましょう👩‍⚕️

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