マカールサンクランティ(本年は1月15日)は、インドの祝日でゴマのお菓子のギフトや凧揚げで有名です。黄道十二星座のやぎ座に太陽が移行する日で、“マカール“はやぎ座を、“サンクランティ“は太陽が新しい軌道を取るという意味があり、この日を境に日が長くなるとされています。この日を祝うためにゴマを使ったお菓子がギフトとして配られますが、ゴマの持つ効能から健康や長寿を祝う意味もあります。
ゴマは小さいものの良質な脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラルにとみ、抗酸化作用も持つことから、伝統治療のひとつとして永く用いられてきました。
*糖尿病
ゴマには糖尿病を予防する効果があると言われています。特に過敏性の方は血糖値の改善が見込めるとされています。
*心血管疾患
コールドプレスのごま油はセサモールという抗酸化作用、抗炎症作用がある物質を含み、動脈硬化を防ぐ効果があると言われています。
*脂質異常症(高脂血症/抗コレステロール血症)
ゴマに含まれる植物ステロールはコレステロールの生成をブロックする働きがあり、コレステロール値低下に役立つと言われています。特に黒ゴマは植物ステロールと亜鉛が多く含まれています。
その他の健康的な作用としては以下が挙げられます。
*消化の吸収促進、抗酸化作用によるデトックス効果もあるとされています。